前の記事で、初めて※完全食(※完全栄養食)の「ベースブレッド」を試してみた感想を書きました。
前回の記事では、「ベースブレッド」の味や食べ方、保存の方法などについてまとめていますので、「ベースブレッド」って何だろうという方はぜひ読んでみてください。
あれから毎日昼食に「ベースブレッド」を食べ続け、夫と2人で1周間ほどで一箱食べ切りました。
今回は、食べ続けてみて食事としてどうだったかや、生活面に起こった変化、体に起こった変化、また、ベースブレッドに合わせるとおいしいトッピングなどを紹介します。
「ベースブレッド」を毎日の食事に取り入れてどうだったか
そもそも、私は、「ベースブレッド」のような※完全食を食事として取り入れると、何となく手を抜いている感じがしたり、食事が味気ない作業のように感じられるんじゃないかと思っていました。また、毎日同じものを食べ続けると食べ飽きてしまうのではないかという心配もありました。
色々な気がかりがあったのですが、食事面で取り入れてみて思ったことは、「ベースブレッド」は食事としての満足感も十分得られるということです。
「ベースブレッド」は食事としての満足感も得られる
私は※完全食に、食事をさっと一つの作業として済ませたい人が摂るものというイメージを持っていたのですが、結果として「ベースブレッド」によって食べることが作業的になったり、楽しみがなくなったわけではありませんでした。
その理由にはもちろん、3食のうち1食だけが「ベースブレッド」だったということもあると思いますが、「ベースブレッド」はパンという形だったことと、アレンジに向いている味だったことがあると思います。
※完全食にも色々な形のものがあって、パンタイプの他に、パスタなどの麺状のものや液体タイプや粉末タイプといったものもあります。液体や粉末タイプのものであれば、より食事が手軽にできるかわりに、食事が作業的に感じられることもあると思いますが、「ベースブレッド」のようにパンタイプだったり麺状のものであれば、食事をしている感が失われずに感じられるのではないかと思います。
また、後で詳しく書きますが、「ベースブレッド」はアレンジにも向いていて調理できるという点で食事としての楽しみも感じられると思いました。※完全食というと忙しい人が食事をさっと済ませるためのものというイメージもありますが、「ベースブレッド」であれば食事としての満足感もあるので、普段の食事に取り入れたいという方におすすめです。
「ベースブレッド」を1食で2つ食べるのは辛い
とはいえ、実際食べてみてちょっと私にはつらいと思ったことがこれです。「ベースブレッド」は1食につき2つ食べると、1日に必要な栄養素の1/3が摂れる※ということになっています。
(注釈)※1食(2袋)で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される。脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
ですが、もともと私がパンよりごはん派ということと、「ベースブレッド」はコンビニで売られているパンよりも少し大きくボリュームもあるので、1つ食べただけでもお腹が膨れて、十分な満足感があります。ただ、やはりパン1つだと、食後しばらくすると何か物足りないような気がしてきてしまうということがあったので、私は「ベースブレッド」になにか塗ったりのせたりして食べることが多かったです。
「ベースブレッド」はアレンジを加えれば意外と食べ飽きない
これも個人差のあることだと思うのですが、私の場合は意外と毎日食べても飽きませんでした。3食のうちの1食だけ「ベースブレッド」だったこともあると思いますが、自分は毎日同じものを食べることは飽きてしまうタイプだと思っていたので新しい発見でした。
「ベースフード」には、必ず毎日食べなければいけないというルールはないので、毎日食べなくても良いのですが、食べ飽きてしまいそうという人には何かをトッピングするか、チョコレート味など味付きのものを頼むのがおすすめです。
「ベースブレッド」を頼むと下の画像のようなおすすめの付け合せが書かれたパンフレットがついてくるので、それを参考にプレーンのベースブレッドをアレンジしても良いですし、それすらも面倒という人は、チョコレート味やメープル味、シナモン味などの味付きのベースブレッドを頼むと良いと思います。
味付きの「ベースブレッド」だと、プレーンの独特の癖が和らいで食べやすく、おすすめです。
「ベースブレッド」を毎日食べて生活面に起こった変化
最初にも書きましたが「ベースブレッド」を取り入れると、手抜きしている罪悪感があるんじゃないかなと思っていました。ですが、「ベースブレッド」を取り入れることで生活面で起こったプラスの変化が私には大きかったのでそのことも書きたいと思います。
「ベースブレッド」を取り入れると家事がラクになる
「ベースブレッド」を取り入れてみてまず感じたメリットは、家事がラクになったということです。
毎日昼食と夕食の献立を考えて、それで結構時間がつぶれてしまうと感じていたので、昼食の分の献立を考える時間や用意をする時間がほぼなくなったことは、時間的にも精神的にも余裕をもつことができたと思います。
「ベースブレッド」をおいしく食べるためのおすすめトッピング
「ベースブレッド」は、そのまま食べても柔らかさがあって食べやすいのですが、全粒粉の独特の味わいが苦手な方や、食べ飽きてしまう方もいらっしゃると思います。ここでは、私が試しておいしいと思ったおすすめのトッピングをご紹介します。
クリームチーズを塗る
最初はとても簡単なクリームチーズを塗る方法です。
公式では、フィラデルフィアのクリームチーズが紹介されていますが、お好みのクリームチーズで良いと思います。クリームチーズなどの少し味の強いものをトッピングすると、「ベースブレッド」のプレーンが持っている苦味などが軽減されてより食べやすくなるのでおすすめです。
アボカドディップを塗る
次は「アボカドディップ」を作って塗る方法です。アボカドは、「ベースブレッド」におすすめの食材としてパンフレットにも載っています。私は、「アボカドディップ」を作ってパンに塗りました。
マヨネーズやレモン汁を加えるだけで、火も使わず手軽にできます。コクもありつつレモン汁の酸味で爽やかさも感じられるディップです。
レシピはレタスクラブさんの「アボカドディップ」を参考にしています。
炒り卵やキュウリなどサンドイッチの具材も合う
炒り卵やキュウリなどのサンドイッチの定番の具材も「ベースブレッド」に合います。
レシピは、炒り卵もキュウリも「白ごはん. com」さんを参考に作りました。卵は甘めの味付け、キュウリは塩気が効いた味付けになっているので、飽きずに食べることができます。また、炒り卵は冷蔵庫で3日ほど保存もできるそうなので、多めに作っておけば時短にもなります。
ゆで卵やトマトをのせて「ベースブレッド」バーガーに
「ベースブレッド」を半分に切れば、バーガーもできちゃいます。
私は、アボカドディップを塗った上にレタスやトマト、サラダチキン、ゆで卵をのせてみました。これだと「ベースブレッド」1個でもけっこうお腹いっぱいになるので、2つ食べるのはしんどいという人におすすめです。
「ベースブレッド」は高い?
最後に金額的な話も少ししておくと、「ベースブレッド」は1食(2個)390円という価格で、コンビニで売っているパンよりも高めの値段になっています。
ですが、家事の負担も減ってバランスの良い食事ができるとなれば、私なら断然「ベースブレッド」を選んじゃうなと思います。
また、継続コースなら初回は、20%オフ、2回目以降は10%オフなので、週に2,3回お助けメニューとしてあると便利だと思います。
「ベースブレッド」は毎日の家事や食事のお助けメニューとしておすすめ
今回は、「ベースブレッド」を1箱食べ切ってみた感想を書いてみました。
考えることもやることもたくさんある毎日の中で、1食でも献立を考えずに、自分で材料を買いに行かなくても、お家にあるものをそのまま食べられるラクさは、毎日のやらないこといけないリストが一つ減り、時間的にも精神的にも余裕が生まれます。
さらに、ラクしているのに体にも良い変化が期待できるという、「ベースブレッド」はわがままを全て叶えてくれるような※完全食です。忙しいので食事をさっと済ませたいという人だけでなく、家事の負担を減らして自分の時間を確保したいという方や、体の調子を整えたいという人にもおすすめです。
もう少しわがままを言わせてもらえるならば、個人的にごはんタイプがあるとうれしいと思いました。パスタタイプはあるのですが、調理することが前提になってしまうので、ごはんならパンと同じ感覚でごはんのお供があれば食べられて便利だなと思いました。
ちなみに、ベースブレッドって何だろうという方や、基本的な食べ方などについては下の記事をご覧ください。
(注釈)※1食で、栄養素等表示基準値に基づき、過剰摂取が懸念される脂質・飽和脂肪酸・n-6系脂肪酸・炭水化物・ナトリウム・熱量を除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。