「クランドクラブ」から届いた「近江CLASSIC DRY」は蒸し暑いこの時期にもぴったりな切れ味の良い日本酒

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日本酒の定期便「クランドクラブ」が今月も届きました。

今回は、昨夏に旅行に行った際に訪れた福井弥兵衛商店さんの日本酒が届きました。

こう聞くと、自分が飲んだことある日本酒が届いたらちょっと…と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、「クランドクラブ」から届く日本酒は、会員のためだけに醸造したここでしか手に入らない日本酒なので、知っている酒蔵のお酒でもまだ飲んだことのないお酒を飲めちゃいます。

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「クランドクラブ」のセット内容

今回は、滋賀県の福井弥兵衛商店さんがつくった「近江CLASSIC DRY」という日本酒です。

福井弥兵衛商店さんには昨夏の旅行で立ち寄ったので、思い出が蘇ってうれしい気持ちになりました。

滋賀県は酒蔵が30以上ある県で、琵琶湖の周囲を囲むように酒蔵が点在しているので、酒蔵巡りにおすすめです。

kurandclub-近江CLASSICDRY-セット内容

  • 日本酒「近江CLASSIC DRY」(720ml)
  • おつまみ「小鮎の醤油煮」
  • KURAND CLUB NEWS LETTER
  • KURAND通信
  • ラベルシール
  • 小瓶

今回は、いつものセットの他に小瓶がついてきました。

この小瓶は、飲みきれなかった日本酒を移し替えておくためのもので、小さな瓶に移し替えることで日本酒の鮮度が保たれておいしさが長持ちするそうです。

酒蔵直送など日本酒の鮮度にもこだわっているクランドクラブらしいおまけだと思いました。

kurandclub-小瓶

でも、実際にやるとなると、少し面倒くさいような…。

また、小瓶にはデザインは一切ないので、折角きれいなラベルが貼ってある瓶があるのに、あまり移し替える気にならないなと思いました。

日本酒のおいしさが長持ちするならやった方が良いとは思うのですが、私の場合は手間がかかることと、この瓶に移し替えたいという要素がおいしさが長持ちする以外にないので、あまり積極的にやる気にはならないかなという感じです。

「近江 CLASSIC DRY」のラベルは近江商人がモチーフ

そして、毎回密かに楽しみなラベルのデザインは、近江商人がモチーフです。

kurandclub-近江CLASSICDRY-ラベル

近江商人とは江戸時代から明治時代まで現在の滋賀県で活動していた商人で、頭に菅笠、縞の道中合羽、肩には天秤棒が目印なんだそう。

夕日に赤く染まった琵琶湖や空のグラデーションなど色使いがきれいなラベルです。

滋賀県ならではの「小鮎の醤油煮」

小鮎は琵琶湖にだけ生息する特別な鮎で、「小鮎の醬油煮」はまさに滋賀県らしいおつまみ。

kurandclub-小鮎の醬油煮

クランドクラブでは、おつまみもお酒が作られた地域と同じ地域のものが送られてきます。

私はこうしたおつまみまできちんと考えて選ばれているところがクランドクラブの好きなところなのですが、今回は偶然旅行で訪れた酒蔵の日本酒とおつまみが送られてきて、楽しかった旅行を思い出しました。

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「近江 CLASSIC DRY」ってどんな日本酒?

「近江 CLASSIC DRY」をつくった福井弥兵衛商店は260年以上に渡り、滋賀県高島町で酒造りを行っている酒蔵です。

代表的な銘柄は「萩の露」ですが、これは酒蔵のある高島町勝野に群生する萩にちなんだ名前なんだそうです。

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土地の特徴にちなんだ名前をもつ日本酒をつくる福井弥兵衛商店では、“情景の見える酒をかもす”ことを大事にしています。

高島町の棚田で育まれた米や比良山から流れてくる水を使って日本酒をつくり、飲むと高島町の自然豊かな情景が思い浮かぶようなお酒づくりを心がけているそうです。

今回届いた「近江 CLASSIC DRY」も全て滋賀県産のものでつくられており、棚田で採れる米や比良山から琵琶湖へ流れる水、その琵琶湖で泳ぐ小鮎など、全てが水で繋がっているというテーマがあるそうです。

「近江 CLASSIC DRY」は伝統的な生酛造りの日本酒

「近江 CLASSIC DRY」は材料だけでなく、作り方にもこだわっています。

kurandclub-近江CLASSICDRY

生酛造り(きもとづくり)というのは、簡単に言うと“酒母を手作業でつくる製法”のこと。

酒母というのはもろみの原型のことで、酵母の集合体のことなんですが、お酒づくりにはこの酵母と乳酸が重要な役割を果たしています。

その乳酸を手造りするというのが生酛造りです。

現在では速醸酛といって人工的に造られた乳酸を添加する方法もあり、この方法では2週間ほどで酒母が出来るそうですが、生酛造りでは1ヶ月かかる上に、乳酸菌の管理など時間と手間のかかる手法なのだそうです。

ちなみにこの生酛造りは、江戸時代の初めに生み出された手法で、正に伝統的(CLASSIC)な方法なんですね。

「近江 CLASSIC DRY」のスペック
原料米 山田錦(麹米)、みずかがみ(掛米)
精米歩合 60%
酵母 協会9号系
仕込み水 比良山系伏流水(超軟水)
アルコール 18.7度
日本酒度 +5.5
酸度 2.0
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「近江 CLASSIC DRY」を飲んでみた

切れ味のよい辛口の日本酒でありながら、仕込み水由来の口当たりの柔らかさもあり、生酛造り特有の酸味がアクセントとなっているという「近江 CLASSIC DRY」を早速、飲んでみました。

kurandclub-近江CLASSICDRY

確かに辛口のお酒ですが、辛いと思ったすぐ後にまろやかさや甘みを感じるので、辛すぎず甘すぎずな日本酒だと思います。

まろやかさや甘みは静岡の日本酒を飲んだ時の感じに似ていると思ったのですが、静岡の日本酒にはない辛さもあり、辛さとまろやかさが良い感じに調和しています。

まろやかさや甘みが長引かずスパッと切れの良い後味は、徐々に蒸し暑くなってくるこの時期にぴったりです。

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「クランドクラブ」はお店で買えない日本酒が飲める

「クランドクラブ」のような日本酒を定期的に届けてくれるサービスを申し込む時に、自分の飲んだことのあるお酒が多かったらどうしようということで、なかなか申し込めない方もいらっしゃると思います。

冒頭にも書きましたが、「クランドクラブ」では、会員のためだけに特別醸造した限定酒を届けてくれるので、知っている酒蔵のお酒でもお店では手に入らないまだ飲んだことのないお酒を飲むことができます。

お酒の味わい的にも複雑なものや個性的なものなど挑戦的な味わいのお酒が多いので、もっと色々な日本酒を試してみたい方にもおすすめです。

自宅にいながら全国各地のまだ飲んだことのないお酒を楽しみたい方は、ぜひ「クランドクラブ」を試してみてください。

クランドクラブ公式サイト

これまでの「クランドクラブ」のラインナップはこちら

これまでのクランドクラブ

参考元 萩の露 / 酒みづき泉橋酒造株式会社

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