今月も日本酒定期購入サービスの「クランドクラブ」が届いたので、紹介します。
今回は、埼玉県の小川町というところにある「松岡醸造」の「松岡専務」というお酒です。
埼玉県に日本酒のイメージはあまりないかもしれませんが、実は秩父山系の水は、日本酒の仕込み水でトップクラスといわれるなど、日本酒造りに適した地域なんです。
12回目の「クランドクラブ」の中身
今回も720ml(4合)の日本酒とおつまみ、日本酒のことが書かれた冊子などが届きました。
- 日本酒「松岡専務」(720ml)
- おつまみ「酒粕」
- KURAND CLUB NEWS LETTER
- KURAND通信
- ラベルシール
ほんわかとした絵柄がかわいらしいラベル。
この絵柄を見ると、まろやかなやさしい口当たりの日本酒を連想しますが、実際飲んでみると良い意味で裏切られました…。
そして、今回は、クランドクラブを頼んで2回目となるおつまみに酒粕が届くパターン。
実は、酒粕って届いてもどうしたらいいのか少し困っちゃうんです。
ですが、今回は、「KURAND CLUB NEWS LETTER」に焼いてもおいしいと書いてあったので、その調理法を試してみました。
「松岡専務」って?
「松岡専務」をつくった「松岡醸造」は、埼玉県の小川町というところにある酒蔵。
今までも老舗と呼ばれる酒造のお酒が届いていましたが、「松岡醸造」は169年もの間続く老舗中の老舗。
冒頭にも少し書きましたが、埼玉県にあまり日本酒というイメージはないかもしれません。
ですが、埼玉県全域に35の蔵元があり、日本酒をつくっています。
埼玉に酒蔵がこんなにある理由、その一つにもしかしたら水があるのかもしれません。
「松岡醸造」がある小川町には、秩父山系の伏流水が流れています。この水は、硬度が高くミネラル豊富で、酒造りに使う仕込み水としては日本トップクラスともいわれているそうです。
そんな水からつくられた日本酒「松岡専務」のスペックはこんな感じ。
松岡専務のスペック | |
---|---|
原料米 | 埼玉県産 彩のかがやき |
精米歩合 | 50% |
酵母 | K901 |
仕込み水 | 秩父山系伏流水 |
アルコール | 19.2度 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.8 |
日本酒の中では、アルコール度数が19.2度とやや高めですね。
「松岡専務」を実際に飲んでみた!
トースターで焼いた酒粕をおつまみに、頂きました。
一言でいうと、埼玉らしいお酒という感じ。
水のせいなのか、埼玉県の日本酒って独特なクセみたいなのがあるんですよね。
イメージとしては、少し酸味のあるすっきり系で、まろやかというよりはツーンとしたかたさを感じる日本酒という感じ。
私の住んでいる静岡の日本酒とは正反対なイメージで、たまに埼玉県の日本酒を飲むとシャキッとしていいかもしれません。
飲みごたえのある日本酒でした。
酒粕はトースターで焼いたり、甘酒にしたり
先程、酒粕ってどう食べたらいいのかわからなくて少し困ると書きましたが、「KURAND CLUB NEWS LETTER」に書いてあった通り、まずは焼いて食べてみることに。
写真を撮り忘れたのでないのですが、様子をみながら合計で3分ほどトースターで焼き目がつくまで温めました。
チーズのような感覚で食べられるし、簡単でおつまみにぴったりです。
もう一つ、手軽にできるものとして甘酒もおすすめ。
市販の酒粕の甘酒があまり好きではなく、いつも米麹のものを飲むのですが、自分でつくった甘酒は独特のクセをあまり感じずに飲めました。
牛乳とレモン汁を少し加えると飲みやすくなるので、初めて飲む方や甘酒が苦手な人はそういった飲み方もいいかもしれません。
今まで少し困っていた酒粕も、この2つの食べ方で何とか使い切ることができそうで、うれしいです。
日本一の仕込み水でつくられた飲みごたえのある「松岡専務」
今回は、埼玉県の小川町にある「松岡醸造」の「松岡専務」を紹介しました。
独特なミネラル豊富な味わいが埼玉県のお酒という感じ。
アルコール度数も高くて、飲みごたえのある日本酒です。
毎月、全国各地の日本酒がランダムに届く「クランドクラブ」では、飲んだことのない地域の日本酒に気軽に挑戦できるというのはもちろん、飲んだことのある地域の日本酒がふいに届いておいしさをもう一度確認できるのも楽しいところです。
興味のある方は、ぜひサイトをのぞいてみてださい▼
クランドクラブ公式サイト
お申し込みの方法はこちらの記事を参考に、どうぞ▼