2023年「藤枝大祭り」待っていた3年に1度の祭りが開催される!

2023年藤枝大祭り お祭り
※当サイトでは、アフィリエイト広告を利用しています。

※当サイトでは、アフィリエイト広告を利用しています。

静岡県藤枝市を代表するお祭り「藤枝大祭り」が、2023年10月6日(金)・7日(土)・8日(日)に開催されます。

「藤枝大祭り」は3年に1度行われるお祭りで、本来であれば2022年に開催されるはずでしたが、新型コロナウィルスの影響があり2023年に延期されていました。なので、このために準備をしてきた藤枝市民にとっては念願叶っての開催になるのだろうと思います。私自身もまだ、「藤枝大祭り」を見に行ったことがないので、どんなお祭りなのか、見どころはどこなのかということについて調べてみました。

スポンサーリンク

2023年「藤枝大祭り」のスケジュール

10月6日(金)・7日(土)・8日(日)の3日間に渡って開催されますが、6日(金)は地区踊り、7日(土)・8日(日)は祭典本部前の地踊り披露となっています。

開催日2023年10月6日(金)・7日(土)・8日(日)
場所飽波神社周辺
〒426-0025 静岡県藤枝市藤枝5丁目15−36
駐車場・駐輪場周辺に3ヶ所あり※詳しくは下記Webサイトをご確認ください
Webサイト藤枝大祭り2023

駐車場・駐輪場について

「藤枝大祭り」の駐車場は、藤枝市役所と生涯学習センターグラウンド、瀬戸川沿いの臨時駐車場の3ヶ所、駐輪場は藤枝市役所にあるようです。

2023年藤枝大祭り駐車場
参照: 藤枝大祭り2023

本部特別観覧席入場券の販売について

販売開始日2023年9月1日(金)から
販売場所藤枝市観光案内所
〒426-0034 静岡県藤枝市駅前1丁目1−2
価格10月7日(土)分 1,000円
10月8日(日)分 3,000円
備考・全席自由席(途中の入退場は可)
・小学生未満のお子様は膝に乗せて鑑賞する場合は無料

特別観覧席というものもあるそうです。高くても3,000円なので、近頃話題になっていた高級観覧席の印象があったのでそれと比べたらお手頃と感じてしまいますね。席で余裕をもってじっくり見たいという方には良いかもしれません。

スポンサーリンク

「藤枝大祭り」は江戸時代から続く歴史の長いお祭り

調べていて驚いたのは「藤枝大祭り」は、実は江戸時代に始まったお祭りだということです。無知な私は地域の大きなお祭りぐらいを想像していたので、それよりずっと長く続いているお祭りだということに驚きました。その他にも、過去のブログに準備に2年半かけたというお話が載っていたり、屋台が14町から出されるなど、調べれば調べるほど思っていたより歴史が長く、規模も大きい立派なお祭りだということがわかってきました。駅や商店街にも1ヶ月前くらいからノボリが立っていて、気合の入りようは何となく感じてはいたのですが、1年延期されてようやくの開催ということもあって、普段見られないような大変な盛り上がりになるのではないかと楽しみ半分、恐ろしさ半分な気持ちになってきています。

「藤枝大祭り」の歴史としては、会場の近くに田中城というお城があるのですが、その鬼門を守る青山八幡宮の大祭というのが始まりなのだそうです。しかし、その後廃藩置県令があり田中藩も解体されてしまいます。そのことにより、青山八幡宮の大祭に付き従っていた藤枝宿の屋台が、飽波神社大祭に移行され、今ではこの大祭を「藤枝大祭り」と呼んでいるそうです。ちなみに、「藤枝大祭り」は3年に一度行われますが、それはこの飽波神社大祭が寅・巳・申・亥の年に開催されるためです。

屋台も文明開化の影響を受けて、独自の形式の屋台から現在の踊り屋台へ、踊りも手踊りが中心だったものが時代とともに今の長唄による地踊りという形に変化していったようです。

スポンサーリンク

「藤枝大祭り」の見どころは生演奏による地踊り

「藤枝大祭り」のキャッチコピーに日本一の長唄・地踊りとあるように、やはり見どころは長唄による地踊りのようです。何が日本一なのかというと、実行委員会のWebサイトによれば、長唄・三味線・囃子方3者揃っての演奏による地踊りという形態が、日本一ということらしいです。日本全国を見れば、お囃子に力を入れているお祭りだったり、長唄による地踊りをやっているお祭りもあるみたいですが、生演奏ではなくテープを使っていたりして、長唄・三味線・囃子方の生演奏で地踊りをするという形式、それが1台の屋台につき80人以上も踊るという規模が他に見ない珍しいものということみたいです。

実は、静岡県には珍しいお祭りが他にもあって、藤枝市のお隣の島田市でも「島田大祭(帯まつり)」という日本三奇祭の1つが行われています。「島田大祭り(帯まつり)」は何が奇妙なのかと言うと、大奴と言われる人が大太刀に帯を下げて、お祓いの仕草をしながら練り歩くところが奇妙と言われています。

スポンサーリンク

下記のリンクに2019年の情報ですが、島田大祭(帯まつり)がどんなお祭りなのかまとめているので、ご興味がありましたらご覧ください。ちなみに、島田大祭り(帯祭り)も3年に1度、寅・巳・申・亥の年に開催されます。こちらは、2022年10月に開催されているので、次回は3年後ということになります。

3年に一度!2019年は「島田大祭(帯まつり)」が開催される年!10月は日本三奇祭の1つが見られるチャンス!
今年は、島田市で3年に1度行われる「島田大祭(帯まつり)」が開催される年。 ということで、「島田大祭(帯まつり)」について紹介します。 「島田大祭」は、300年以上の歴史があり、日本三奇祭にも数えられるお祭りなんですよ。 「島田大祭」って?...

また、「島田大祭(帯まつり)」に登場する「大奴」から取った「黒大奴」という和菓子が静岡にはあります。静岡駅のグランドキオスクにも売られているけれど、皆知らないのでうなぎパイの影に隠れてひっそりと佇んでいる「黒大奴」ですが、これが意外とよくできていておいしいんです。こしあんを羊羹で包んだお菓子で、よくあるベタベタに甘いあんことベタベタに甘い羊羹の組み合わせではなくて、上品なコクのある甘さのあんこに、昆布が練り込まれた甘さひかえめな羊羹の組み合わせが、不思議と何個でもいけちゃう軽さで、緑茶にもコーヒーにもお酒にも合う万能選手なんです。詳しくは下の記事に書いていますので、あんこ好きな方はぜひ見て買って食べてみてください。

「藤枝大祭り」の話に戻ると、言われてみれば、お囃子が生演奏のお祭りは見たことがありますが、長唄と三味線があるお祭りというのがそもそも珍しいように思いますし、それが生演奏というのはもっと見たことがないように思います。この記事を書くにあたって私も調べてみたところ、三味線奏者の方のブログや、長唄の方の画像が出てきて、これはかっこいい、生で聞いたら迫力あるだろうなと思いました。

長唄による地踊りは、10月7日(土)と8日(日)に行われるそうなので、「藤枝大祭り」ならではの雰囲気を感じたいという方は、この2日間に行くのがよいと思います。

各屋台の運行スケジュールについては「藤枝大祭り」Webサイトに載っているので、いつどこに屋台が出るの確認してから行くとスムーズかと思います。

また、「藤枝大祭り屋台位置情報サービス」なるものも、同じWebサイトに載っていたので当日、利用してみるといいかもしれません。

スポンサーリンク

コロナを乗り越えて開催される「藤枝大祭り」を見に行こう

今年は、コロナウィルスによる昨年からの延期を待ってのようやくの開催ということで、普段は静かな藤枝市にもようやく活気が戻ってくるのではないかと期待しています。

3年に1度しか見られない、全国的にも珍しい長唄による地踊りを見に藤枝市まで遊びに来てくれるとうれしいです。

<参考> 藤枝大祭り2023

お祭り
スポンサーリンク
スポンサーリンク