今回は、2020年11月に新東名高速道路「島田金谷IC」近くにオープンした「KADODEOOIGAWA(かどでおおいがわ)」をご紹介します。
お土産の品揃えが良いので、買い物には最適なのですが、駐車場や店内の地図がわかりにくいので、事前の調べて行ったほうが迷いにくいと思います。
「KADODEOOIGAWA」に行ってみようかなという方は、ぜひ参考にして頂ければうれしいです。
駐車場がわかりづらいので要注意!
いきなりですが、「KADODEOOIGAWA」は、駐車場がわかりづらいです。
駐車場は、「KADODEOOIGAWA」を囲むように、A〜Gまで7つありますが、来られる方面によって、近い駐車場が異なりますので、利用しやすい駐車場はどこなのか、ご紹介したいと思います。
D、Fは正門とは真逆の位置ですが、ベーカリーの「トラスパレンテ ラルーチェ」に近い駐車場です。
A〜Cの駐車場が、一番正門に近く、「門出ソフト」や「麺屋燕」が食べられるフードコートの他、地元の新鮮な野菜やお肉、海産物が購入できるマルシェにすぐアクセスできます。
Eに停めてしまうと、「KADODEOOIGAWA」までは少し歩くことになりますので、注意が必要です。
ちなみに、駐車場は無料で、駐車可能台数は乗用車が550台停められるそうです。
私は平日のお昼近くに着いたのですが、SLの通過時刻だったのでA、Bの駐車場は満車になっていました。
列車番号 | 1001 | 1003 | 101 |
通過時刻 | 10:00頃 | 10:40頃 | 11:55頃 |
列車番号 | 1002 | 1004 | 102 |
通過時刻 | 14:40頃 | 15:15頃 | 16:00頃 |
混雑を避けたい方は、SLの通過時刻を外して行くのがおすすめです。
「KADODEOOIGAWA」に入っているテナントは何があるの?
無事、駐車場に停められたら、早速「KADODEOOIGAWA」の中に入ってみよう!となるわけですが、ここでも効率よく回りたい方は、事前にどこに何があるか把握しておくと良いと思います。
というのも、店内にある地図は簡略化されすぎてて、どこに何のお店があるかわかりにくく、その上、紙の地図も簡単に手に入りにくいのです。
また、「KADODEOOIGAWA」は、473号線をはさんで、大きく2つのエリアに分かれていますが、2つのエリアを移動するには歩道橋を渡る必要があり、移動距離もあるので、何度も往復せずに済むように大体の位置関係を知っておくとよいと思います。
ここでは、大井川鐵道「門出駅」のあるエリアと、その反対側の正門のあるエリアの2つに分けて、どこに何があるのかをご紹介したいと思います。
大井川鐵道「門出駅」側のエリア
「門出駅」側のエリアでは、主に2つの物が楽しめます。
通過するSLを見ながら食事が楽しめるビュッフェ
駅側で注目すべき場所といえば、ビュッフェスタイルで大井川流域の農産物を楽しめるレストラン「Da Monde」です。
こちらのレストランでは、SLを通過する様子を眺めながら食事を楽しめるので、好きな方にとっては堪らない場所になっているはずです。
実際、人気なようで平日でも混雑しているようでした。
SLを見ながら食事したいという方は、SLが通過する時刻を事前に調べて行かれると良いと思います。
とにかく混雑を避けたい、パパっと食事を摂りたい方には、後で詳しくご紹介しますが、反対側のエリアにあるベーカリー「トラスパレンテ ラルーチェ」がおすすめです。
その他にも、復元展示されているSLを見ることができたり、SLの煙からイメージされた黒い「SLソフト」を食べられたりするので、SLに関連するものを楽しみたい方は、”門出駅”側のエリアがおすすめです。
地元・島田の逸品を買えるコーナー
SLの他にも地元・島田市が認めたお土産品が買えたり、観光情報が手に入るコーナーもあります。
反対側のエリアでも、お菓子などが購入できますが、そちら側は「うなぎパイ」などのいわゆるお土産が置いてあります。
定番のお土産ではなく、地元のものが欲しい方や、旅の思い出になるものを探している方は、「門出駅」側にあるこちらのエリアがおすすめです。
特に、おすすめは梅工房おおいしの「伊太リアンな梅」(1,080円くらい)です。
梅のオリーブオイル漬けという他ではあまり見ないような珍しさや、梅を刻んでパスタに和えたり、バゲットやクラッカーに乗せたりと簡単に一品出来上がるお手軽さで人気のある商品です。
実際に、食べてみた感想を記事にしました。
梅とイタリアンという組み合わせが珍しいので、見かけたら一度試してみるのもアリです。
正門側のエリア
駐車場A〜Cから最も近い、正門側は「KADODEOOIGAWA」で一番広いエリアです。
体験コーナーがあったり、フードコートがあったりと盛りだくさんなので、正門側から一つずつご紹介します。
正門に近いエリアには体験コーナーやお土産品コーナーがある
正門から入ると、まず、「GREEN TEA MANDARA」などの緑茶体験コーナーやお土産品のコーナーが見えてきます。
正門を入ってすぐのところには、16種類の茶葉を温度と時間の変化で楽しめる「緑茶B.I.Yスタンド」が見えます。
向かって左に見えているのは「緑茶ツアーズ」という緑茶工場体験ツアーの予約窓口です。
右側に見えている白い棚には、静岡の無添加チョコレート専門店「Conche(コンチェ)」のチョコレートが並んでいます。
この右奥には、「うなぎパイ」などのお土産が並んでいます。
品揃えも良いので、配る系のお土産を購入されたい場合は、こちらで購入するのが良いと思います。
私のおすすめは、「こっこ」というミルククリーム入りの蒸しケーキです。
あまり知られていないお土産なので、定番に飽きたという方にはおすすめです。
真ん中付近にはフードコート
入り口から少し奥に進むと、フードコートがあります。
ここでは、県内のクラフトビール「アオイビール」が飲めたり、緑茶味の「門出ソフト」や、島田市の有名なラーメン屋「麺屋燕」が食べられたりします。
ですが、席数は少なめなので、あまり落ち着いて食べることはできないかなと思います。
「麺屋燕」は、富士山静岡空港にもあるので、空港をご利用の方は、そちらで食べたほうが良いかもしれません。
一番奥にはマルシェがある
このエリアの一番奥には、地元で採れた野菜や、お肉、海産物が購入できるコーナーがあります。
しっかり生産者さんの顔写真もあるので、安心して購入できますが、ややお高めかなと思います。
食事は「トラスパレンテ ラルーチェ」がおすすめ
ビュッフェレストランは混んでいるし、フードコートは落ち着かないという時には、ベーカリー「トラスパレンテ ラルーチェ」がおすすめです。
入り口は、マルシェのレジの横にあります。
元は東京の中目黒にお店があるベーカリーなのですが、2018年に磐田市にもお店ができ、県内で2店舗目が「KADODEOOIGAWA」にできました。
お惣菜系のパンから甘いパンまで種類が豊富で、ランチセットもあります。
ミスドのように、最初に好きなパンをトレーに乗せて、お会計を済ませるスタイルなので、並ぶのは最初だけでラクですし、店内で焼いているパンが食べられておいしいです。
席数は33席ほどですが、他のエリアとは区切られているので、落ち着いて食べられるし、回転も早いのでそこまで待たずに食べられると思います。
島田茶を使った「KADODEOOIGAWA」限定のパンもあります。
「島田茶と柚子のビエノワ」は、柚子の香りが良く甘め、「島田茶とぎゅうひのマフィン」は渋めのお茶に求肥の食感がアクセントになっているので、甘め派か渋め派かで選んで頂くと良いと思います。
その他にも「島田茶あんぱん」があるみたいなのですが、私が行った時には売り切れていました。
限定のパンは、見つけたらすぐにトレイに乗せることをおすすめします!
プレイエリアやドッグランもある
さらに奥に進むと、プレイエリアや、ドッグランもあるので、お子様やペットと来ても安心して過ごすことができます。
道の駅のようなサービスエリアのようなお土産を買うのに最適な場所
今回は、2020年11月に新東名高速道路、島田金谷IC付近にオープンした「KADODEOOIGAWA」をご紹介しました。
駐車場がわかりにくかったり、店内の地図がわかりにくかったりはするのですが、お土産の品揃えは良いと思うので、休憩しつつお土産を買うには良い場所だと思います。
KADODEOOIGAWA | |
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開館時間 | 9:00〜19:00 |
場所 | 〒428-0008 静岡県島田市竹下62 |
TEL | 0547-39-4073 |
Web Site | KADODEOOIGAWA |
大井川鐵道「門出駅」側のエリアで買えるおみやげ、梅工房おおいしさんの「伊太リアンな梅」についての感想は、こちらです。
島田の逸品という、島田市が選ぶおみやげにも選ばれている商品で、梅とイタリアンの組み合わせという発想がおもしろい調味料です。
見つけたら、ぜひ試してみてください。
〈参考元〉KADODEOOIGAWA