今回は、7月27日(土)、28日(日)の2日間でグランシップにて開催された「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」の感想をまとめてみたいと思います。
「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」は、名前の通り、クラフトビールとウィスキーが両方同時に楽しめるイベント。
昨年の静岡市民文化会館からグランシップに会場を移して、ますます盛り上がるイベントになっています。
「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」って?
今年で5回目の開催となる「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」。
今年は、7月27日(土)、28日(日)の2日間で開催されました。
今回から会場がグランシップとなり、規模もぐんと大きく多くの人で賑わっていたように思います。
「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」の出展社一覧
今年は、クラフトビールブースは18社、ウィスキー&スピリッツブースは27社、その他にフードやグッズを販売するブースが25社でした。
クラフトビールブースは昨年と出展社数は変わらないものの、県内のブルワリーが多くなったような気がします。
ウィスキー&スピリッツブースは、昨年の14社から27社とほぼ倍増、約半数が初出展でした。
こうして見るとウィスキー&スピリッツブースが多めなので、少しマニアックな印象も受けますが、実際は会場も大きく開放的で、フードブースも格段に増えたからか、お子様連れの方も見かけたりとよりカジュアルに楽しめるイベントという印象でした。
クラフトビールブース | ウィスキー&スピリッツブース |
---|---|
AOI BREWING | 963ウイスキー 福島県南酒販 |
【初】Far Yeast Brewing | Bruichladdich蒸溜所 |
【初】FUJIYAMA HUNTER’S BEER | HOROMATA EXPORTS(NZ)LIMITED |
【初】Mt.Fuji Brewing | KOVAL DISTILLERY |
Octagon Brewing | 【初】Neversink Spirits Gin |
OUTSIDER BREWING | 【初】NINE LEAVES distillery |
【初】TOKYO ALEWORKS | 【初】SAKURAO DISTILLERY |
【初】WEST COAST BREWING | 【初】THE HELSINKI DISTILING co. |
カケガワビール | 【初】赤屋根製造所 |
キムラ | ウィスキーラバーズ名古屋実行委員会 |
御殿場高原ビール | 江井ヶ嶋酒造株式会社 |
【初】湘南ビール | ガイアフロー静岡蒸溜所 |
沼津クラフト | キムラ |
反射炉ビヤ | 【初】小正醸造株式会社 嘉之助蒸溜所 |
南信州ビール | 笹の川酒造(株)安積蒸溜所 |
よなよなエール | 【初】ザ・スコッチモルトウィスキー・ソサエティ |
【初】リードオフジャパン株式会社 | スコッチモルト販売株式会社 |
リパブリュー | 【初】田地商店(信濃屋食品) |
【初】ちゃがたパーク&倉敷ウィスキーフォーラム | |
【初】富士御殿場蒸溜所 | |
【初】紅櫻蒸溜所 | |
(株)ベンチャーウイスキー | |
本坊酒造(株)マルス蒸溜所 | |
【初】リードオフジャパン株式会社 | |
【初】リカーズハセガワ本店 | |
【初】若鶴酒造 三郎丸蒸溜所 |
単純に比較はできませんが、「TOKYO INTERNATIONAL BarShow」などに参加する方にとっては、ウィスキーの目新しいものはそこまでないかなと思いました。
ただ、クラフトビールは県内の新しいものもまとめて見ることができるので、それは良いと思います。
会場の雰囲気も含めてみても、食べ物などを楽しみながら気軽に楽しめるイベントという感じです。
ちなみに、今年の「TOKYO INTERNATIONAL BarShow」のレポートはこちら▼
「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」で印象に残ったもの3選!
色々と見て回った中でも特に印象に残ったもの3つをあげてみたいと思います。
私が今回、特に印象に残ったもの3つはこちら。
- キュロディスティラリーカンパニー
- FUJIYAMA HUNTER’S BEER
- 紅櫻蒸溜所
昨年より大きな会場で、出展社数も増えましたが、窮屈さは感じずのびのびと見て回れました。
「キュロディスティラリーカンパニー」
「リカーズハセガワ本店」のブースに置かれていたフィンランドの蒸溜所「キュロディスティラリーカンパニー」。
ライ・ウィスキーとジンを造る蒸溜所だそうです。
その中でも「ロング・キュロ」というナプエ・ジンとクランベリージュースとローズマリーのカクテルを頂きました。
ローズマリーの香りが効いていてハーブ感が強め。クランベリージュースの甘さもありつつ、すっきりさわやかなカクテルです。
と書いているんですが、「ロングキュロ」は現在庫をもって終売なのだとか。
残念…
ですが、現在熟成中のライ・ウィスキーやジンもありますので、気になる方は下のサイトから詳細を見てみてください。
FUJIYAMA HUNTER’S BEER
昨年の5月に蔵開きをした「FUJIYAMA HUNTER’S BEER」。
富士宮で農家と猟師をされている代表の深澤さんが、地元原材料100%の地ビールを造りたいと立ち上げたそうです。
自家栽培ホップ120%「ドカンと一発宮ホップ」(たぶん会場限定)がおいしかったです。
ホップの香りが爽やかで軽い口当たりのビールは、ビールが得意ではない私でもおいしく頂けました。
その他のビールも共通して軽い口当たりが特徴で、飲みやすいビールというイメージです。
紅櫻蒸溜所
北海道初のジンの蒸溜所である「紅櫻蒸溜所」。
ふきのとうや日高昆布、ニジマスなど紅櫻公園内の植物や北海道ならではの原料を使って作られた「9148」のシリーズ。
お出汁のような味がするものや、トニックウォーターを入れるとブルーがかった色からピンク色に変化するものなど個性豊かなものが揃っています。
その中でも「0210 Fukinotou」は、ふきのとうやジュニパーベリーを使ったジンで山菜のような味がする和食にあうジン。
スタッフの方から丁子屋のとろろと合わせるとおいしいと教えていただき、会場内で早速試してみましたが、焼いたとろろと合わせても違和感なく楽しめます。
天ぷらそばなどと合うそうなのですが、日本酒やビールの選択肢の他にジンもあるとおしゃれですよね。
「9148」 はラベルもおしゃれなので、飾っておいても良さそう。
来年の「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」は8月末?
今回は、第5回「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」の感想を書いてみました。
来年の予定は確定ではありませんが、8月29日(土)、30日(日)に開催の予定だそうです。
「静岡クラフトビール&ウィスキーフェア」は、入退場は無料、飲食は会場で購入できる1冊2,000円(10舞綴り)のチケットで支払いをするので、事前の予約などは特にせずに参加できます。(※有料セミナーなどは事前予約可能)
カジュアルな雰囲気の気軽に参加しやすいイベントなので、クラフトビールやウィスキーに興味がある方におすすめです。
上にも少し書いた「TOKYO INTERNSTIONAL BarShow」はバー好きな方におすすめ▼