こんにちは、saku(@saku_smtghb)です。
今回は3/8(金)〜3/10(日)まで静岡市葵区役所前青葉シンボルロードで行われる「しぞーかおでん祭」を紹介します。
静岡のおでんはちょっと変わっているということで、最近知られつつあるしぞーかおでんが楽しめるイベントです。
「しぞーかおでん祭」って?
2014年から「静岡おでんフェア」として開催されてきたイベントです。かつておでん屋台が連なった中心市街地・青葉公園通りをメイン会場に、静岡おでんや全国のおでんを楽しめるイベントです。入場料などは特になく、屋台が並んでいるような雰囲気なのかなと思います。
その他に、歌手やアイドルのステージがあったり、体験スペースなどのイベントも行われているみたいです。
まだ、今年出店するお店やイベントなどは発表されてないみたいなので、発表され次第またブログに書きたいと思います。
ところで、世間的に静岡おでんと呼ばれているおでんがどのようなものか、知っていますか?私も今では当たり前のものとして受け入れていますが、静岡に引っ越してきた当初はびっくりしました。ここからは、静岡おでんがどんなものか少し紹介します。
静岡おでんって?
静岡おでんは、一般的なおでんとは見た目から違います。煮汁も具材も黒くて、全ての具に串が刺してあります。なぜ真っ黒かというと、牛すじや豚モツなどの肉からとった出汁をベースに、濃口醤油で味付けした煮汁で長時間煮込むため。
なので、静岡では煮汁は飲まず、具だけを皿にとって食べます。全ての具に串が刺してあるのはそのためです。
このおでんに、静岡ではだし粉と呼ばれる粉をかけて食べます。だし粉とは、イワシやアジ、サバなどの魚の削り節の粉のことです。真っ黒な見た目と煮汁は飲まないことから、濃いめの味つけなのかと思いきや、意外にあっさりした味つけです。
そして、静岡おでんの主役といえば「黒はんぺん」と呼ばれている黒いはんぺんですよね。静岡では黒いはんぺんが当たり前なので、私の旦那は関東でおでんを食べた時、あの浮いている白いものはなんだろう?と思ったそうです。
静岡の黒はんぺんは、サバやイワシを使った練り物で、平たいつみれみたいな感じです。この黒いはんぺんはおでんの具だけでなく、焼いて七味をかけて食べたり、フライにして食べたりします。
一般的におでんといえばお酒のおつまみだったり、ごはんというイメージがあるかもしれませんが、静岡のおでんは屋台でお酒のおつまみに食べるもの、もしくは駄菓子屋さんでおやつとして売られているものが元々なんだそうです。なので、今でも普通にお弁当屋さんの脇などにおでんがおいてあって、その場で食べられるところもあります。
静岡市内でそういった昔ながらの静岡おでんの雰囲気を楽しめる場所としては、葵区常盤町に静岡おでん街(青葉横丁、青葉おでん街)があるみたいです。屋台風のお店がずらっと並んだ昭和レトロな雰囲気がいいですね!
「しぞーかおでん祭 2019」で静岡おでんを楽しもう!
静岡おでんは最近少しだけ世間に知られつつあるのかなと思いますが、実際に食べたよ!という人はまだ少ないはず。静岡おでんのお店が集まるこの機会に、ぜひちょっと変わった静岡おでんの味を楽しんでほしいと思います。
「しぞーかおでん祭 2019」の情報 | |
開催日 | 2019年3月8(金)〜10日(日) |
時間 | 【8日(金)】16:00〜21:00
【9日(土)】10:00〜21:00 ※8日、9日は一部店舗は19:00閉店 【10日(日)】10:00〜18:00 |
場所 | 静岡市葵区役所前 青葉シンボルロードB1〜B5
〒420-0031 静岡県静岡市葵区両替町2丁目 ※駐車場なし 近隣に有料駐車場がありますが、混雑が予想されるため、公共交通機関の利用をおすすめします。 |
お問い合わせ | 静岡おでんフェア実行委員会事務局
【電話】070-4170-0711 【メール】oden@pacweb.co.jp |
〈参考元〉