今回は、元ガサガサかかとの持ち主が、軽石からスクラブまで色々試してみた結果、一番効果を実感した方法と、最近新しく手に入れたかかとケアアイテムについてご紹介したいと思います。
私は少し前までかかとのガサガサがひどく、冬はもちろんタイツが引っかかるくらい荒れているし、夏でもガサガサという汚いかかとでした。
長い間、かかとなんてあんまり見えないし、正しいケアってよくわからないしと放置していましたが、やっぱりガサガサのかかとで履くサンダルより、つるつるのかかとで履くサンダルの方が断然かっこいいと気づき、そこからかかとの角質ケアを色々試してきました。
ケア歴のほうがまだまだ短いくらい、ずぼらで面倒くさがりな私でも続けられている、簡単で続けやすいケアの方法を教えますので、ガサガサなかかとから卒業したいという方は、ぜひご覧頂けるとうれしいです。
私のかかとがツルツルになったケア方法
かかとの角質ケアは、今まで軽石、ピーリング、スクラブと色々試してきたのですが、最終的にたどり着いたのは、「馬油を塗る」ケアでした。
かかとの角質ケアというと、必ず出てくるのが軽石などで削るケアだと思います。
ですが、最近では、かかとの角質は削れば削るほど固くなってしまうので、削るのは逆効果というお話もあるようです。
実際、私も軽石で削っても削ってもかかとがつるつるになることはなく、効果は感じられなかったと思います。
そして、この中でも注意してほしいのがピーリングです。
これは、よく靴下型の袋に薬剤が入っていて、履くだけでかかとがつるつるになると謳われている製品です。
実際、履くだけでラクなので私も頼ってしまっていたのですが、昨年、国民生活センターから、そういった製品を使用したところ、やけどや痛みが発生したものがあるとの注意喚起が出たので、それ以降使用していません。
私もやけどまでの重い症状は出ませんでしたが、爪がもろくなったことがあるので、ピーリング以外の方法をおすすめします。
効果についても、後から考えてみると、直後はつるつるでもしばらくするとガサガサに戻ってきてしまうので、これ一つで全て解決するというものではなかったなと思います。
その後もスクラブなども試したものの、私にはこれも面倒くさく、最終的に落ち着いたのが馬油を塗るケアでした。
これは、今までで一番簡単なケア方法で、毎日、お風呂上がりに馬油を塗って、ダイソーで売っていたシリコン製のかかと用のカバーを履くだけというものです。
今までやってきたケアから考えると、シンプル過ぎるし、保湿するだけって古典的すぎますよね?
私も不安ではあったのですが、正直、今までのどの方法よりも効果を感じた方法でした。
もちろん、馬油に辿り着くまでに色々なケアをしてきているので、割とかかとの状態も良くなっていたというのはありますが、他の方法よりもかかとが柔らかくなったり、つるつるになったという効果を確実に感じました。
何より感じたのは、安定性で、ケアを続けていれば極端に悪化することがなく、一番長くつるつるのかかとを保っていられる方法でした。
その方法を毎日続けてきて今では、ほぼつるつるのかかとを手に入れることができました。
馬油は、少々お高いかもしれませんが、1回で使う量はそんなに多くはないので数カ月はもちますし、ドラッグストアなどでも比較的手に入れやすい商品だと思います。
かかとソックスに関しても、最初はサランラップで巻くなどでも十分なので、「馬油を塗る」ケアは、何をしたらいいかわからない方も始めやすいケア方法だと思います。
ちなみに、ダイソーで売っていたかかと用のシリコンカバーは、今は見かけなくなってしまったため、アマゾンで購入した別のものを使っています。
そんなわけで、ひとまずかかとケアにはついては、私の中で答えが出たのですが、全くのつるつるというわけではないし、ケアを続けているからほどほどにきれいなかかとを維持できているわけであって、少し気を抜くとガサガサに戻ってしまうという不安は常にどこかにあります。
なので、常にもっとラクで効果のあるケア方法はないかなと探しているのですが、最近、試してみたいというものが見つかったのでご紹介したいと思います。
「あしうら美人」って?
靴下型の履くだけでかかとがつるつるになるというタイプの製品ですが、ピーリングとは全く異なる方法で、体に負担なくケアできるのが「あしうら美人」です。
靴下のかかと部分に保湿シートが入っていて、自分の足から出る水分を利用して、かかとパックができるというもので、要は私が行っている馬油とかかとソックスのケアが、履くだけでできるというものです。
実際に履いてみると、かかと部分は少しシャリシャリした感触があります。
色々な用途に合わせて選べる4種類
スタンダードな靴下タイプの他にも全部で種類が4つあり、色々な用途に合わせて選べるようになっています。
私は、「足うら美人おやすみサポーター」というつま先がないタイプのものを購入しましたが、かかとだけでなくつま先までケアしたいという方は「足うらまるごと美人」という足の裏全体をケアできるタイプもあります。
サイズも豊富で女性も男性も履ける
靴下のサイズも豊富で、一番サイズ展開がある「レギュラータイプ」は、女性は20cmからあります。
私は足のサイズが21.5cmと小さくて、普通の靴下でもなかなかジャストサイズを見つけるのは難しいので、自分の足にあったサイズがあるというだけでうれしくなります。
男性用のサイズもあって、色も黒や紺といったベーシックなものなので、仕事用の靴下としても履けます。
仕事をしている時間も長いので、男性も女性も仕事をしながらかかとのケアができてしまうというのは、一石二鳥で得した気分です。
デザインはシンプルな普通の靴下
デザイン性に関しては、「おやすみサポーター」は至ってシンプルで、色もグレーかピンクの2種類のみです。
ちなみに、サイズも「おやすみサポーター」は22〜27cmのみとなっていますが、こちらはつま先が開いたタイプなので、かかとさえフィットすれば男女関係なく使えるそうです。
レギュラータイプなど他のタイプの方が色も豊富で、ボーダー柄のものもあるので、欲しい色がある場合にはそちらのタイプから探した方が見つかりやすいと思います。
「足うら美人おやすみサポーター」の使い方
今回、購入した「足うら美人おやすみサポーター」は、就寝時に使うものです。
使い方は簡単で寝るときに、これを履いて寝るというだけです。
中のシートが劣化するため、保湿クリームなども塗る必要はなく、本当に履いて寝るだけです。
私は就寝時に靴下を履くという習慣がなかったので、圧迫感が気になったりしないか心配だったのですが、つま先が開いているからか意外と締め付けられている感じというのは気になりませんでした。
むしろ、最初は靴下がチクチクする感じがするので、そっちの方が気になる方も多いかもしれません。
でも、チクチク感も何度か履いているうちになくなってくるので、履いているうちに慣れてしまいました。
「あしうら美人おやすみサポーター」の洗濯について
保湿シートなどがついている特殊な靴下なので、洗い方が面倒なのではないかと思われるかもしれませんが、ネットに入れて洗濯機で洗えるということなので、ケアも簡単です。
ですが、私はちょっと洗濯機でガラガラ洗うのは気になるので、手洗いしてます。
「足うら美人おやすみサポーター」を実際に使ってみて
ここからは、「足うら美人おやすみサポーター」を2週間ほど使ってみた感想を書いていきたいと思います。
履くと保湿感があり、脱ぐとつるつる
実際、履いてみるとかかと部分が湿っている感じがして、何となくポカポカと温かさも感じます。
半信半疑で試してみたのですが、かかとだけサウナに入っているみたいに、しっとり感とじんわりと温かさも感じます。
少し温かさもあるので、温度調整の難しい季節の変わり目などには、足が保温されていいです。
かかとへの効果については、脱いでみると直後は保湿クリームを塗ったみたいにつるつるで、柔らかいかかとになりますが、時間が経つと元々あったカサカサ感が少し戻ってきちゃうかなという感じがします。
これだけ履いていればつるつるになるかは、正直わからないという感じでした。
私としては、劇的によくなるわけでもないけれど、効果が全くないというわけでもないので、メインのケアにプラスして行うケアと考えて、使っていくのが良いのかなと思います。
洗うと乾きにくい
かかと部分は三重になっているからか、特に乾きにくく、雨の日はなかなか乾いてくれないのが難点だなと思いました。
私は、毎晩これを履いているのですが、今の所1足で何とかなっていますが、洗い替えとして2足持っていた方が安心だなと思います。
旅行時などのケアやプラスのケアとして
今回、「あしうら美人」を使ってみて、正直これだけでかかとのケアをしていくというのは、私には少し物足りなさを感じたのでサブアイテムとして使って行くのがベストだと考えているのですが、旅行先などではメインアイテムとして使えるアイテムだと思いました。
というのも、経験上、かかとは放置すればするほどガサガサになっていくので、できれば毎日欠かさずケアをしたいところです。
でも、旅行先まで馬油を持っていってとなると、荷物も増えるし、いつも通りの時間が過ごせるわけでもないので、気になるけれど、なかなかかかとのケアまで考えるのは難しいと思っていました。
でも、「あしうら美人」なら、荷物も少なく、履くだけでかかとの角質ケアもきちんとできるので、今後は私の旅行の必須アイテムになりそうです。
「馬油」と「あしうら美人」の簡単ケアでつるつるかかとを目指そう
「あしうら美人」だけでつるつるのかかとを目指すのは、個人的には少し難しい気がしましたが、今まで気になっていたけれど良い方法が見つからなかった”旅先でのかかとケア”をしてくれるアイテムが見つかったというだけでも、私にとっては買ってよかったアイテムだと思っています。
ガサガサのかかとを何とかしたいけれど、これまで続けることができなかった、そもそも何をしたらよいかわからないという方は、まずは「馬油」と「あしうら美人」で行う簡単なケアから始めてみませんか。
「馬油」はいつもソンバーユを使っています。
このかかとソックスは、靴下タイプになっているので、ダイソーのシリコン製のカバーよりもずれにくく、気に入っています。
角質ケアをよりしっかりしたい人は、「あしうら美人」を試してみてください。