この前、アディクションの人気の単色アイシャドウシリーズ「ザ アイシャドウ」シリーズから「ノスタルジア」という色を購入しました。使っているうちに良い使い方を見つけてお気に入りのアイシャドウになったので紹介します。
※「アディクション」の「ザ アイシャドウ」は2020年にリニューアルされたため、私が紹介している「ノスタルジア」と現在発売されている「ノスタルジア」とは違いがある可能性があります。ただ、現在も「ノスタルジア」という色は発売されているので、この記事を読んで気になったらぜひ購入してみてください。
「ノスタルジア」は意外と薄づき
しっかり発色するグレーブラウンだと思っていたら、意外と私の肌の上では発色しませんでした。まぶたにぬるともう少し発色しますが、それでもまぶたに少し影ができたかなという程度です。これが私が思っていたイメージと違った部分です。ただ、使い方のコツをつかめば、逆にグレーブラウンなのに使いやすい色だと思います。
写真ではラメが目立っていますが、控えめなラメで上品な塗れ感を出してくれるという感じです。キラキラ感で言えば私の気に入っているクリオの「プロシングルアイシャドウG10」の方がキラキラします。
粉質はしっとりはしているのですが、使い始めは固くて筆でとってもついているかなという感じでしたが、しばらく使うと多少柔らかくなり色が取りやすくなります。まぶたに塗るとぴったり密着します。
「ノスタルジア」を上手く使うポイントは重ねづけ!
もしも、私のように「ノスタルジア」を購入したけど使い道に困っている、もしくは好きな色だけど私には似合わないかもしれないと思っている方がいたら、重ねづけという方法を試してみてほしいです。重ねづけとは、「ノスタルジア」をベースとして塗り、その上からカラーアイシャドウを塗り重ねるということです。
この塗り方をするといつも使っているカラーアイシャドウの雰囲気を変えることができます。「ノスタルジア」をベースに塗ることで、カラーアイシャドウの色味がブラウンがかって深みが出るんです。この塗り方の気に入っているところは、はっきりとブラウンが混ざっているという感じではなく、ブラウンのニュアンスが加わりくすんだ色になるところです。「ノスタルジア」の使い道に困っている方だけでなく、強く発色するカラーアイシャドウが苦手という方にもおすすめです。試しに、セザンヌのトーンアップアイシャドウのオレンジと、キャンメイクのアイニュアンスの赤を使って重ねづけしてみました。
セザンヌとの重ねづけは、私がいつもしている組み合わせです。実際はもう少しオレンジ色多めでもかわいいと思います。オレンジ色単色でもかわいいんですが、濃くつけると夏っぽい感じになってこれからの季節には合わせづらいかなと思います。でも、重ねづけするとオレンジっぽさのある暖かみのあるブラウンになって、これからの季節にも使えそうです。
この組み合わせは初めてしてみたのですが、うっすら赤みがかってかわいい色になりました。アンティークっぽい色でこれからの季節にぴったり!普段使いで単色の赤を使うのは難しいですが、これなら普段のメイクでも取り入れやすそうです。
「ノスタルジア」多めだと、カラーシャドウの色がほんのり出て、普段使いでもカラーシャドウが使いやすくなります。反対にカラーシャドウ多めだと、ほんのりブラウンがかったくすんだ色になるのでカラーシャドウを主役にしたいけどそこまで色を発色させたくない時にいいと思います。また、どちらもくすんだ色になるのではっきりした色のカラーシャドウでもこれからの季節に使える色になります。
色々な使い方ができる便利な色
今までアイシャドウは、しっかり発色するものでなければと思っていたのですが、「ノスタルジア」を使ってみてこういう色って意外と使えるんだなと気づきました(^_^)カラーシャドウと重ねづけるという方法以外にも色々な使い方ができて、どんな時でも使える色なので、便利な色だと思います。
アイシャドウはしっかりした発色のものしか持っていないという方や、強い発色のカラーシャドウが苦手と思っている方におすすめです!